コミュニティガーデン「風の丘」
~みんなで屋上の草原を、風を感じる庭にしていくプロジェクト~
Produced by 星が丘産学連携チーム
時が進み、ちょっと遠くなった 人と自然との距離
「風の丘」では、そんな時を巻き戻して
人と自然の距離を縮める みんなの「庭」になることを願ってつくられた場所
風にあたる、風を感じる そんなゆとりある時間や
自然のリズムを現代人に提供する丘
風の丘では市民や学生のみなさんと名古屋の”星が丘”の街で実践している
「コミュニティガーデン」という市民参加型の取組を通じて
学びながら人とつながり 街の花や緑を増やすことで“生き物の住処”を作ります
さあ、一緒に
”ちょっと風にあたりに”行きましょう
きっとあなたも、ずっとここにいたくなる。
- 展示期間:3月25日(火)~9月25日(木)
- 展示場所:地球市民交流センター屋上
会場マップ
風に揺れる花壇
風土にあったロングイフで 持続可能な宿根草花壇
この花壇は、星が丘テラスで8年続く、
オーガニックガーデンの年間講座の特別版
“星のガーデナー講座 風の丘Class”としての学びの場となっています。
一般募集で集まった16人の受講者と共に、
人にも環境にも優しいガーデニングを通じて、
公園や緑地の新たなあり方を提案します。
愛知県のたくさんの場所に宿根草の素敵な風景を増やすための
仲間づくりです。
風みる丘 ~風ぐるま~
風と遊ぶ、風ぐるま
普段、風は感じるモノと思っていますが、
ここの丘は、風を”みて”楽しむ丘。
四季の移ろいが生み出す風の変化に名前を付け親しんできた、
日本の美しい習慣に習い、
色とりどりの風ぐるまによって四季の風を表現します。
展示期間中、季節によって
花信風、薫風、白南風、青東風、萩風、金風と変化する
“風と遊ぶ、風ぐるま”をお楽しみください。
風使いの町
風と共に暮らす“風使い”が暮らす町
風を使って、
風と共に暮らしている生きものたち
鳥、クモ、モモンガ、ムササビ、もしかしたら、妖精も?
ここは、そんな風と共に暮らす”風使い”たちの町。
風を使って暮らしている風景があちこちに覗いてみたら、
”風使い”たちに出会えるかもしれません。
そっと、覗いてみてください。
草原の船
草原を渡る、季節の花や緑を運ぶ廃船
名古屋市千種区の東山動植物園の中にある、
東山ボートハウスの手こぎボート(廃船)を
大きなプランターとして再利用しています。
風がボートいっぱいの草花を揺らしたら、出航の合図です!
空に舞うリボン
全長約200mの手すりに取り付けられたリボンは、風向きをみる吹き流しでもあり、屋上に設置されたお花のボートを進める波のようにも見えます。常に風になびくリボンが、愛・地球博20祭というお祭りの賑やかで楽し気な雰囲気を演出しています
リボンの生地は、豊田合成株式会社様からご提供いただいた「Re-s(リーズ)商品」を製作する過程で出た端材を活用しています。
端材をリボンにするための裁断や縫合は、愛知県海部郡大治町にある障害者就労継続支援B型授業者「Chord」の皆さんにご協力いただきました。